プログラミング教育からWEB技術教育への移行 by 万年筆さん | デジタル改革アイデアボックス

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アイディア番号
@00408

プログラミング教育からWEB技術教育への移行

カテゴリー
0-1.デジタル社会に関する意見
寄稿者
万年筆さん
投稿日時
コメント数
9コメント
評価P
3ポイント

2020年度からプログラミング教育を小学校で必修化していますが、これを廃止してWEB技術教育へ移行するべきと考えます。文部科学省初等中等教育局は小学校プログラミング教育の趣旨を繰り返し強調しており、将来世代が急速な技術革新へ対応できるよう教育しようと考える点はIT業界に身を置く者として十分に理解できます。しかしながら、プログラミング言語はあまねく国民が将来必要になるものでなく、またプログラミング教育によって論理的思考力や表現力が養われるという見方も、わが国でこれまで特段のIT教育をしてこなくとも高度な情報通信技術やOS(TRONプロジェクト)、優秀なエンジニアを輩出して来れた事実を見ると論拠に乏しいと思われます。パソコンの電源を入れるとカラフルな論理ブロックが現れ、それを並べておもちゃのロボットが動いたとしても、新たなプログラミング言語やフレームワーク、APIが次々と台頭してくる現実には到底応用できません。むしろその教育時間をWEB技術の「使い手」としての教育(具体的には初等教育から中高等教育を通してLinuxOSの基礎やUnixコマンド、WEBサーバー、SQLデータベース等の取り扱い等)にシフトし、誰もが経験するであろう人生のピンチを乗り越える起死回生の切り札として、自らの困難やアイデアを広く共有する手段を持たせることがより重要と考えます。WEB技術を駆使したことで、将来を切り開いた人は数多くいます。プログラミング技術は、WEB技術の「使い手」が増えることによってプログラミング需要が増加し、それがきっかけでプログラム言語に興味を持つ子供が探求すれば良いことです。小学生でもプログラマーはいるようですが、全員にそこまで詰め込むのは無理があります。小学校を卒業する頃には、誰でもコマンドラインでエディターを起動して文字が打て、保存できる程度になっていれば良いでしょう。近年、情報の漏洩が社会問題になっていますが、その多くは稚拙なパスワードの取り扱いや電子メールのCc機能への無理解など、極めて低レベルな情報の取り扱いに起因しています。WEB技術教育には、ネットワーク技術のどこに危険が潜んでいるのかを推定するための予備知識を与える役割もあります。Linuxは我々庶民がアクセスできるデジタル技術最大の資産であることから、これを教育することは大変意義があると思います。

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