- アイディア番号
- @01074
SIerに国のシステム開発を丸投げせず,内製化して下さい
- カテゴリー
- 0-1.デジタル社会に関する意見
- 寄稿者
- けーさん
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- 投稿日時
SIerに丸投げする場合の弊害は計り知れません
例をあげます
・多少の改修が発生する度に,多額の改修費(税金)を請求される
外注することで,「ここにボタンを付けたい」「ここのレイアウトを変えたい」等の改修の度に多額の費用が取られます。故に,気軽に改修ができず,結果使いにくいシステムのまま運用していくか,無駄な税金をSierに取られるかの2択となります。また,気軽に「こんな機能あったら良いから試しに作ってみてよ」も出来ません,その度に高額な費用を請求されます。ITシステムというのは,(このサイトもそうであるように)ユーザーから生まれた不満をどんどん改善していくものです。外注したら,柔軟な変更に対応するのは難しくなります。
・スピードが遅い
SIerはとにかく時間をかけて作ります。
これは,SIerはシステム開発費用を「関わった人数×かかった時間」で計算するからです。
つまり,なるべく大人数で時間をかけたほうが国から金をぶんどれるわけです。
こんなんでスピード感のあるIT改革ができると思いますか?
・エンジニアが育たない
SIerにおいては,プロジェクトマネージャー等の管理する人間の立場が高く,給料も高いです
上流の人間はコードを書くことすらしませんが,とにかく高給です
彼らは,下請け企業に設計・開発を丸投げします
故に,コードを書く人間の立場は,下働き扱いであり,給料も上記に比べて安いです
これが,日本のエンジニアが「IT土方」と言われる所以です
アメリカ等の先進国では,PMがエンジニアより偉く高給である事はありません
更に,どこの企業もシステムは基本内製であり,エンジニアが活躍できる場所が沢山用意されています
日本は丸投げ文化が横行しており,プロジェクトマネージャーが偉く,エンジニアは基本下請けの立場で買い叩かれています
プロジェクトを管理することは,はたして設計開発より難易度が高く,価値がある仕事なのでしょうか?
こんな歪んだ業界構造,おかしいと思います
まずは,国がシステム内製の手本となり,国全体の内製化を推し進めてください