- アイディア番号
- @01211
書面が押印を要求する
- カテゴリー
- 0-1.デジタル社会に関する意見
- 寄稿者
- Fuyuhikosさん
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- 投稿日時
決裁、稟議、辞令、認定書、許可証、免許といったものが書面であれば、
それに係る行政手続き、意思決定に押印又は署名を求めます(押印省略と書いてあれば別です)
これら書面がすべてデジタル化すれば、押印又は署名は不要になります(電子署名を除く)
「押印が必要だから書面が必要になる」「押印廃止」のは間違いです
「押印を要求している書面の廃止」が正しい
法律・条約への御名御璽、閣議での決裁への署名と花押、辞令、役所のなかの決裁、大臣認定書への押印等は
意思決定の手段として深く行政組織に根付いており、廃止は容易ではありません
原本として書面の保存が義務付けられているものを除き、
まず「槐よりはじめよ」でこうした書面からデジタル化できないと
我が国のさまざまな行政手続きのオンライン化・デジタル化は、百年河清を待つことになるとおもいます
せっかく、行政手続きオンライン化法という法律があっても、電子決裁をよびかけても進みません
一方、国民・市民の身近な窓口での対面審査や書面への押印のニーズもなくなりません
アナログのニーズは、高齢者を中心に、あと一世代は完全にはなくならないことにも、配慮が必要です