不正指令電磁的記録に関する罪(刑法168条の2及び168条の3)について by hさん | デジタル改革アイデアボックス

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アイデア番号
@01237

不正指令電磁的記録に関する罪(刑法168条の2及び168条の3)について

カテゴリー
0-1.デジタル社会に関する意見
寄稿者
hさん
投稿日時
コメント数
3コメント
評価P
6ポイント

刑法168条の2及び168条の3で定められている、不正指令電磁的記録に関する罪について、2点ほど改善して欲しい
一、 適用範囲が曖昧で不明瞭なこと
二、「正当な理由がないのに」ではなく許可にして欲しい

一については、少なくとも明確な基準が国民に広く周知されておらず、十分な教育にも含まれていないため、社会通念上、物議を呼ぶような逮捕事例が少なからず見られていることの原因になっている。例えばコインハイブ事件やWizard Bible事件など
政令等で具体的に定めるなどすれば時代状況の変遷にも柔軟に対応できるはずと思う

二について、正当な理由があると自分で思っていても、これでは何らかのことで逮捕された場合に司法で争うしかない
例えばオープンソースのアンチウイルスツールを開発しようと思っても、それにはマルウエアの保有なくして不可能であるが、これが正当な理由と認められるかといえば、難しいのではと考える。これでは国内におけるオープンソースのアンチウイルスツール開発は無理だ
また、社内の教育用にマルウエアのサンプルを使う、これは会社により正当か否か別れるかも知れないが、正当な場合でも萎縮して使うのを自粛しているかも知れない
このように、国内のサイバーセキュリティの向上に弊害がある
また、明らかに正当な理由がある場合でも、過失等によりマルウエアが逸失・流出するかも知れない。正当な理由で保有・使用する者は社会にたいして適切に管理する責任があるように思えるし、それを担保する仕組みが必要ではないか
例えば情報処理安全確保支援士の中で特に必要な手続き・講習を経た者が許可により、マルウエアを管理でき、そうでなければ不許可、といったことでこれらの問題を改善できると思う

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