- アイディア番号
- @01806
アジャイル開発に特化した情報処理技術者試験
- カテゴリー
- 0-1.デジタル社会に関する意見
- 寄稿者
- ikemoさん
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- 投稿日時
IPAの情報処理技術者試験は学習する側としてはちょうどいい目標だが、実務に携わる側からすると大きな問題が2つある。
1つは、内容が最大公約数になっていること。コンピュータサイエンスや数学は必須でよく、ベンダー固有の技術はIPAの管轄外でいいが、プロジェクトマネジメントのように、アジャイル開発とレガシー開発で常識が全く異なる分野では、深掘りが出来ず、最大公約数にならざるを得ない(ので学習するモチベーションが湧かない)。
もう1つは、時代に応じた改訂が行われているが、有効期限がないため、試験に合格していても、最新の知識があるとは言えない(情報処理安全確保支援士は除く)。
そのため、IPAの試験がイマイチ役に立っていない。
そこで、以下の試験を提唱したい。
・アジャイル開発に特化し、TDD、CIなど、モダンな開発の知識や、OSSに関する知識を多く取り入れる。
・資格に有効期限を設ける、あるいは定期的な講習を必須とする(情報処理安全確保支援士と同様)。
ただしこれだけだと金銭的な負担が大きいため、以下の対策も同時に実施する。
・講習はオンラインのみで受講可能にする(地域格差を作らないため)。
・資格の取得に関する費用は所得控除の対象とする(ただし会社から補助が出た場合はその分は除外)。
資格の取得に関する費用は「給与所得者の特定支出控除」がありますが、これのハードルが高すぎるので。これは別途アイデアとして挙げます)。