- アイデア番号
- @02038
人命救助に係る救急搬送について その1
- カテゴリー
- 0-1.デジタル社会に関する意見
- 寄稿者
- tsuyoshiさん
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- 投稿日時
人命救助に係る救急搬送について提案致します。
47都道府県で同じ様な問題を抱えていると思われます。
また、それぞれ業務に携わる多くの方々や実際に経験された方々が疑問を持っていると思います。
一つの例として申し上げますと、毎年交通事故で負傷される方や不幸にも亡くなられる方がいらっしゃいます。
交通事故の現場に駆けつけた救急車は負傷された方を乗せたまま、暫くのその現場から動きません。
長ければ15分、20分程度です。
その理由の一つとして挙げられるのは受け入れ可能な病院をたった一つの携帯電話を用いて探しているからです。
断られたら次の病院、また断られたら次と言った感じです。
実際、数ヶ月前に私も同様な経験を致しました。
この様な状態、今、現時点での環境下の中では、救える命も救えないのではないかと思います。
縦割り行政の影響もあり、事故等の対応は各都道府県警察、救急搬送は総務省消防庁管轄下の各自治体の消防局の管轄です。
警察は救急車に対して、早く出発して下さいとの指示が出来ません。
また、受け入れる病院の体制も色々な問題を抱えていると思われます。
それぞれが連携する事も非常に重要な事ですが、いの一番に行わなければならない事は、負傷者や病気の方々を迅速に病院へ搬送し、治療が開始出来るかです。
場合によっては、1分1秒を争うことになります。
そこで、救急搬送時間の大幅な短縮、つまり、現場で待機する時間の短縮、救急隊員の負担軽減等を目的として、救急車一台にタブレット端末を一台、スマートフォン一台を常備し、患者の状態をタブレット上のシステムにレ点チェック、必要項目の入力や音声入力後、各病院、当日の当番医等に対して一斉送信。
そして返信を待つ。
これだけでも、このタブレット一つで、搬送時間は大幅に短縮されると考えられます。
肝心なのは現場での待機時間を大幅に短縮する事です。
そもそも、搬送時間の定義が私にはわかりませんが。
全国一斉にとまではいかずとも、全国の数ヵ所を選定し、データ収集をする事も必要かと思います。
救える命を救う。救えないかもしれない命も救える環境を整えて頂きたいと切に思っております。
また、今後の日本は高齢化が進むと同時に救急搬送の回数も大幅に増加する事が予想されます。