- アイディア番号
- @02069
サテライトの充実と自治体業務・他兼用汎用TV会議ブース
- カテゴリー
- 0-1.デジタル社会に関する意見
- 寄稿者
- Spockさん
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- 投稿日時
デジタル化のメリットは、場所の自由が増えることです。従来の市庁舎は、交通の便の良いところにデンと建っていましたが、業務のデジタル化が進めばこの必然性は減っていきます。むしろ地価が高い一等地に巨大な市庁舎を構えることは、費用対効果の面でも問題になるでしょう。
大きな自治体は今でもサテライトを持っていますが、この流れは更に加速し、大都市であっても中心地の市庁舎は小さくなり、あるいは商業複合施設の一角に作る等とすべきでしょう。また、郊外に作るサテライトは、それこそ郵便局より小さな、会議室一部屋程度のものになり、その代わり数は多く、市民はわざわざ都心に出てこなくても良い、という状態にすべきです。
更には、そういう拠点すら無人にして、テレビ会議ブースが数台あるだけ、というようなところまで進めてはどうかと思います。これなら離島でも僻地でもサービスが受けられるので、むしろ利便性は高まるはずです。
離島や僻地では、郵便局と農協と店がくっついている、というような形態の建屋が既にありますので、そこに相乗りして置かせてもらえば簡単です。もっと言えば、同じテレビ会議ブースで自治体サービスと郵便局と銀行と水道局と、…というような相乗り(機械の相乗り)も可能ではないでしょうか。設置場所、費用、保守等含め、メリットは多いはずです。
そうすると、一周回ってきて、その機械を普通にサテライトに置く、という考え方もあるはずです。窓口職員は在宅勤務で、リクエストが来た端末を順に相手にするようにすれば良いわけです。ITリテラシーのある人はPCやスマホで、そうでない人はTV会議ブースへ。これで全ての作業がリモートでできるようになります。