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行政のデジタル化: ICカードのQRコードを複雑なアクセストークンに
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- 0-1.デジタル社会に関する意見
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免許証とICカードの一体化も検討されていますが、マイナンバーカードが普及したところでICカード認証が基本だとカードリーダーのところでつまづき結局使われない可能性が高いように感じます。
一部のスマートフォンによってはICカードを読み取れますが全てではないです。ハードウェアに依存した認証方式はスケールしないやり方だと思います。
Webサービスやアプリの認証でアクセストークンを使うというのは民間のサービスではよく使われる手法です。マイナンバーカードにはQRコードもついているのですが、読み止まれる内容は番号そのものです。数字だけで桁数もそれほどないとアクセストークンとして使えません。
画像認識の発展はすごいもので例えばクレジットカード決済に使われるStripeのSDKではカードの画像からクレジットカード番号を入力することができます。数字だけの番号程度なら手でも入れられますし、OCRのタスクで言えば簡単な方だと思います。
QRコードはより人間が入力するのが困難なものほどワークする方式で単なる数字の読み取りに使うにはオーバースペックです。アクセストークンに使った方が真価が発揮できると思います。
仮に免許証と一体化したマイナンバーカードver.2を作るのならそのQRコードは行政サービスへアクセスするアルファベットや数字、記号を含むトークンにすべきではないでしょうか。
例: "A8_97AetX9CvQnvmjKPzSArfAjr3-W289tnL"
QRコードならほぼどのスマートフォンでも読み取れますし、ICカードリーダーも不要なため普及率の向上が期待でき、IDパスワード方式よりセキュアだと思います。