官公庁システムのコスト低減の必要性 by 櫻井雅与さん | デジタル改革アイデアボックス

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アイデア番号
@02443

官公庁システムのコスト低減の必要性

カテゴリー
0-1.デジタル社会に関する意見
寄稿者
櫻井雅与さん
投稿日時
コメント数
11コメント
評価P
11ポイント

官公庁の公募するシステムに関しては、一般の企業がIT業者に発注するシステムより高コストになる傾向があります。
(金融関係などの例外もありますが)
これを抑えることが、各省庁間の連携を迅速に行うキーとなるのではないでしょうか?

なぜ官公庁のシステムの構築が高コストになりがちか。
官公庁の仕組み上、
予算>見積=実際のコスト
という公式を少しでも逸脱することが出来ないからです。

ITシステムというものは、建造物などと違い物理的に「形」があるものではなく、流動的なものです。
ですから設計段階で機能を確定することが難しく、実際にかかるコストを想定することが難しいものとなります。
発注者のイメージや机上にあるニーズを有形化する実現率は、多くても80%くらいが現実的なラインなのではないでしょうか?
しかし、IT業者は、公募の要件に対して提出した「提案書」と「見積」から大きく逸脱した納品を行うことはできません。

机上でどんなにこねくり回しても実際動かしてみないと分からないこと(発見できないことが)少なくても1割くらいあるにも関わらず、
最初の予算どおり、最初の要件に沿って、最初の提案どおり、決まった見積どおりにシステムを構築しなくてはならないのです。

しかも、誰も責任を取りたくない(余計なお金を払いたくない)ので、
「設計書どおりに作りました」「公募の要件どおりに設計しました」と言うために、皆がせっせと、机上で設計書を作り続けるわけです。

こういう背景から
提案書が何千ページにもなる
設計書が何万ページにもなる
のようなことが発生し、実際必要かどうかは別として「紙」ベースの資料が膨大になります。
そして、実際の開発にかかる費用が限定され、
同じコストで実現可能なシステムとくらべて狭い範囲のカバー範囲となり、
つまり、IT業者的に言うと、1kステップ辺りのコストが、官公庁のシステムは一般企業のシステムに比べて高くなる傾向にあります。
しかも、その出来上がったシステムが、これが原因で実際のニーズとはかけ離れたものになる危険性も多々含んでいます。
機能に対してもコストが高くつくという訳です。

このようなやり方が必要な場合もありますが、新しい取り組みも必要なのではないでしょうか。
そのためには8割でいい方針を提案します。(文字制限で詳細は書けませんでした。)

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