- アイディア番号
- @02617
ブラウザの互換対応について
- カテゴリー
- 0-1.デジタル社会に関する意見
- 寄稿者
- のぼるさん
-
- 投稿日時
アイデアの要旨としては、「互換性の高いソースコードの使用と、旧来のシステムの互換対応への柔軟な予算配分」です。
マイナポイント等対国民向け行政サービスについて、対応ブラウザがIEのみであるという指摘がありましたが、行政組織内で使用されるシステムについてもIE11かつ互換設定を行わなければならないものが現在も多数あります。
新しく開発されたシステムについては、Edge等に対応しているものもあります。
しかし、旧来より使用されてきたシステムについては、新ブラウザに対応する改修を行う場合、影響範囲が多岐に渡り、費用が高額になり、別の法令改正対応や業務改善の為の改修と比較して、費用対効果が薄いとして後回しになりがちです。
(大抵はリプレース時に行うかと思いますが、何年か先となります)
そのため、利用者側の端末にて互換設定を行ってもらうか、旧来のブラウザを利用してもらうという対処を行なっているのが現状です。
ですが、その対応を行った場合、別のシステムにおいて競合が発生し、Aシステムについては互換設定をする、Bシステムを使う場は互換設定を解除する等のユーザー側への負担を強いることが起こり得ます。
旧来のシステムのマルチブラウザ対応の予算については、比較的優先して割り当てられるようにする、ソースコードについては将来の新基準に対して柔軟な対応ができるものを利用できるようにする等の対応が必要かと思われます。