- アイデア番号
- @03020
聴覚障害者の対応に音声認識アプリの遠隔活用を
- カテゴリー
- 0-1.デジタル社会に関する意見
- 寄稿者
- 青木秀仁さん
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- 投稿日時
UDトークと言う音声認識を活用して聴覚障害者とのコミュニケーションができるアプリを開発している事業者です。自身でも聴覚障害者の友人もおりアプリを活用してコミュニケーションしたり、自身が講演をするときなどは必ず使用しています。
文字支援は従来の要約筆記と言う方法に代わり音声認識での全文表示に変わりつつありますが、そうした新しい手法が公的派遣では使えなかったりいまいち行政ではニーズに応えれないと感じています。
すでに音声認識の結果を遠隔で修正したり、遠隔で文字を送るシステムは実用化されています。行政の窓口でも音声認識のアプリを使い必要に応じて誤認識の修正等を遠隔で行うようにすれば人的負担をへらすことができかつそれに関われる人を増やすことができます(特別なスキルを必要としないため)。
技術の進歩で聴覚障害者を取り巻く環境は劇的に変わってきているなか、制度だけが未だに人手で書いたり打ったり出向いたりすることしか対応できなかったりします。ニーズに応えることができなくなっているのです。
UDトークも無料アプリですが、いまはそういったことができるツールが無料でたくさんあります。そうしたものをフレキシブルに活用してたんなるバリアフリーではなくアクセシビリティーの観点でITを活用したコミュニケーション支援に取り組んでいただければと思います。