小中高校の先生のデジタルスキルを高める取り組みを! by 掛下哲郎さん | デジタル改革アイデアボックス

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アイデア番号
@03119

小中高校の先生のデジタルスキルを高める取り組みを!

カテゴリー
0-2.その他
寄稿者
掛下哲郎さん
投稿日時
コメント数
8コメント
評価P
22ポイント

2020年度から小学校でプログラミング教育や統計教育が義務化されました.2021年度からは中学校・技術家庭科でもプログラミング教育等が拡充されます.しかし,小学校や中学校の教諭の多くがプログラミング未経験者であり,効果的なプログラミング教育を実施するためには,教員のデジタルスキルを高める取り組みが不可欠です.これに加えてコロナ禍の影響で,多くの小中学校や教育委員会では教員を対象としたプログラミング研修が進んでいません.
 コロナ禍に伴い,大学ではオンライン教育が普及しました.これを活用して,小中学校で情報教育を担当される先生方を,大学で情報学を専門とする先生がオンライン指導・支援する仕組みを作るのが良いと思います.ちょうどGIGAスクール構想が進んでいますから,それぞれの物理的な場所を問わず,大学教員と小中学校の先生のマッチングを取って,オンライン指導することが可能でしょう.
 一方,高校では2022年度から「情報I」(2単位)が必修化されます.「情報II」(2単位)も設定されますが,必修化はされていないため,実際に授業に取り入れる高校は少数派だと予想されます.大学入学共通テストの再編案で「情報」が2025年度入試から新設されるように,デジタル人材の育成は重要性を増していますが,現場が追い付いていません.その結果,教科「情報」の教員免許を持たない先生が授業を担当する事例が数多く見つかっています.
 こうした状況を改善するために,高校での情報科の単位数を2単位から4単位に増やすことを提案します.2単位科目の場合,個別の高校で情報科の専任教員を配置することは困難ですが,4単位科目ならば可能になります.これを通じて,各高校に情報科の専任教員を配置した上で,大学との連携によってオンラインでの支援を推進し,高校教員のデジタルスキルを高めるのが良いと思います.
 こうした取り組みを通じて,小中高校での情報教育と大学での情報教育の接続を良くする効果も期待できるでしょう.

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