日本のデジタル化促進と成長のための技術力の強化策(3) by 湘南二郎さん | デジタル改革アイデアボックス

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アイデア番号
@03229

日本のデジタル化促進と成長のための技術力の強化策(3)

カテゴリー
0-1.デジタル社会に関する意見
寄稿者
湘南二郎さん
投稿日時
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評価P
3ポイント

日本のデジタル化促進と成長のための技術力の強化策(2)から続きます


4.戦略的技術研究所の設立
[課題]
国家戦略的な技術研究を実施し、これを国政に反映させる組織がありません。現時点では、大学や企業から自然発生的に湧き出てくる技術に対し、適当に予算をばらまいているに過ぎません。
[提案]
戦略的技術研究所を設立します。ここでは、専任研究員(出向等でなく)により、日本国内および世界の技術動向を詳細に研究するとともに、それらのうち日本の成長に重要と思われる技術を選択し、政府に提言するとともに、該当する大学・企業に予算をつける権限を持たせます。
現在、補助金を出す組織としてNEDOがありますが、これは外部識者により採択が決定されるものです。したがって、外部識者の好みによる採択になるわけであり、外部識者が採択に対する責任をとるわけではありません。国家戦略的でないばかりか、採択責任が明確でありません。戦略的技術研究所は専任研究者が自ら研究し、責任を持って予算を配分します。
[効果]
このような組織を創設することにより、重要な技術を戦略的に割り出し、そこに重点的に予算をつぎ込み、戦略的な技術発展をもたらすことができるようになります。

5.IT系大学への予算の大幅増額と、分配
[課題]
最近、技術系の大学では一定期間での「成果」を求められるようになってきていいます。これは各大学に責任感を持たせ、予算を効率的に使う上で重要なことです。しかし、重要なシーズを見落とす可能性があり、この見逃しは大きな国家的損失に繋がります。シーズは専門家でも発見することが困難です。ある程度芽が出てこないと分かりません。
[提案]
こうしたことから、特に基礎技術研究者に対してはベーシックインカム的な予算配分をします。シーズが苗になるまでは、国が最低限の研究費用を保証します。
[効果]
このようにシーズを守ることにより、基本技術の育成と、基本特許等を抑えることが可能となります。シーズを捨て去ることなく、これらの中のいくつかが、将来大きなビジネスに成長し、大きな日本の収益源として成長させる可能性を確保できます。

以上

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