デジタル化を急ぐにあたっての留意点 by やまたたさん | デジタル改革アイデアボックス

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アイデア番号
@03315

デジタル化を急ぐにあたっての留意点

カテゴリー
0-1.デジタル社会に関する意見
寄稿者
やまたたさん
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4ポイント

デジタル化を一気に進めるようだが、非現実的なスピードを求めるべきではない。
コロナ関連システムの不具合や混乱は、安全性、信頼性は二の次で、とにかく早く作ろうとした結果ではないか?
今回も、とにかく早く…とやってはコロナの轍を踏むに違いない。
以下の2点は見落としてはいけない。

1)発注先の下請け孫請けの信用性をきちんと管理することが必要だ

以前、オウム信者の会社が下請けしていてニュースになったが、暴力団も普通にビジネスをすると聞く。
確実に下請け孫請けにこのような者たちが入り込まないようしていただきたい。
システムに妙な仕掛けを入れたり、データを流出されては困る。
被害が出てから謝られても遅い。

一気にシステムを導入しようとなると、各省庁、自治体からシステム会社に開発依頼が集中する。
また、短期間で作るには人員を大量に必要とする。
政府の仕事となればシステム会社は人手がなくても黙って引き受けるだろうが、無理を解決するために裏で何が行われるかわからない。
とにかく頭数をかき集めようと、得体のしれない会社や身元の怪しいフリーのエンジニアまでかまわず使いかねない。
そんな危いことは防がなければならない。

2)開発に必要な期間をケチってはいけない

開発期間を短縮するために削られるのは、設計や検証(テスト)の時間だ。
設計の時間を削れば、機能の見落とし・全体の整合性・拡張性などが充分に検討されず、使い勝手が悪く保守もしにくいシステムになりかねない。
特にセキュリティへの配慮は、性善説ではなく、どこにでも悪用を考える者はいるという前提で慎重に考えるべきだ。
また、検証の時間を削れば、バグだらけで、使用開始後に問題が頻発することになる。


政府は、機能の概要と運用開始日を指示すれば、あとはなんとでもなると思っているのかもしれないが、作るのには時間と手間が必要だ。
手書きのメモを渡して1ヶ月で家を建てろと言っても無理なのと同じだ。
結果は、法外な値段を請求された上、雑な作りで修理代ばかりかかさむことになるだろう。
使いながら直せばいいという考えは、開発費の無駄を生むと同時に、システムの脆弱性につながる。鍵の閉まらない窓などがあっては困るのだ。

担当者、その上司、大臣、そして首相も、非現実的なスピードを求めるべきではない。
国の基幹となるシステムなら、尚更だ。

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