- アイデア番号
- @03696
第二期政府共通プラットフォーム(AWS)運用コスト削減案
- カテゴリー
- 0-1.デジタル社会に関する意見
- 寄稿者
- にんにく増し増しさん
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- 投稿日時
第二期政府共通プラットフォームにAWSを採用、とのことですが、今後の拡張に関して提案があります。
いきなり全てのサーバをクラウド上に移管する、というのではなく、少しずつ更新のタイミングでクラウドに移していく、ということになるはずです。
そうなると クラウド完全移行後には使わなくなるはずの、既存の庁舎内サーバルームは当面は使い続けることになり、冗長電源、空調設備、土地代など支払い続けることになります。
そこで、現在運用している各庁舎・自治体のサーバルームにクラウドを構築し、インフラ設備費用の2重支出を防ぐ、ということを提案します。
具体的には AWSにはOutPostsという、AWSが管理する物理サーバ群を既存のサーバルームに設置する、というサービスがあり、これを使うことになります。
AWS OutPosts
https://aws.amazon.com/jp/outposts/
霞が関および地方自治体の複数庁舎のサーバルームにこれらを設置して相互バックアップをとれる構成をとれば、下記のメリットが出る可能性があります。
・環境インフラ設備代分、運用コストが下がる。(ようにAWS社に交渉できる。)
・複数のサーバルームを使うことで、1箇所のサーバルーム障害があっても継続運用可能
(遠い拠点にバックアップ置くことで地震など大規模災害にも対応可能)
・クラウド管理に使うネットワークを特定できるので、クラウドベンダが不正にデータを抜いていないかを検知するための機器を設置することが
可能(政府クラウドとして運用するための契約条件に入れる)
→海外ベンダだから不安、と言われる人たちへ説明できる。
クラウドベンダに詳細を確認するとできないと言われるかもしれませんが、これができれば ほかの自治体・これから政府クラウド化を予定している海外各国への良い事例となると思うので、AWS社なら協力してくれるかと思います。
まずは AWS社に聞いてみては如何かと思います。