- アイディア番号
- @03945
ハードウェア調達方針の見直し
- カテゴリー
- 0-1.デジタル社会に関する意見
- 寄稿者
- 地方県警勤務さん
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- 投稿日時
ここでは色々なアイデアが出ていますが、どのように業務をシステム化していくにせよ、それを利用するハードウェアにはある程度のスペックを確保してもらいたいと思います。
現状の例として、私が業務で使用しているノートパソコンについて、紹介すると
・Windows7(予算が無い&閉じたネットワークだからいいだろうという理由でアップデートは無し)
・メモリ2GB
・当然HDD
・画面解像度1366x768
という年代物を未だに使用させられています。
私が勤務しているのは地方の弱小県警とは言え、一応はサイバー犯罪対策部門であり、業務上数十万行単位のログの精査を行うこともありますが、スワップの多発と低解像度による一覧性の悪さで作業効率は最悪です(機密上不可ですが、自宅でやれば半分程度の時間で済むと思う作業も多々あります)。
こうなっている要因は複数ありますが、
・根本的に予算をケチりすぎ
・予算の使い方が悪い(固定的な使用しかしない場合でもノートパソコンを調達する、必要も無いシステムをSIerから嵌め込まれる等)
・現場の意見を聞かない(要求台数を確保すればOKという調達方針でメモリ等のスペック面は無視)
・警察特有かも知れないが、新しい機種はまずワープロ代わりにしか使わない階級上位者に配分されるという悪習
といった点が挙げられるかと思います。
アイデアというか要望ですが、はっきり言って、現状の環境は劣悪過ぎて、とてもまともなエンジニアが来たいと思うような環境ではないと思います(当県警にもエンジニア出身の特別捜査官がいますが、よく言われる体育会的な組織体質とは折り合いを付けられても、ハードウェア面への不満は大きいようです)。
このアイデアボックスを見ると市町村でも
市町村に配布したマイナンバー用端末の見直し
<a class="topiclink" href="ja/idea/03533/"><a class="topiclink" href="ja/idea/03533/"><a class="topiclink" href="ja/idea/03533/">@03533</a></a></a>
等に見受けられるようにスペックを無視した調達により、使い物にならないゴミPC・ゴミタブレットが配分されているようです。
デジタル庁では官公庁全体でのハードウェア調達についても抜本的に見直し、スペックやユーザビリティを無視した調達方針から脱却してもらいたいと思います。