人名漢字の登録について by 安井元規さん | デジタル改革アイデアボックス

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アイディア番号
@03990

人名漢字の登録について

カテゴリー
0-1.デジタル社会に関する意見
寄稿者
安井元規さん
投稿日時
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4コメント
評価P
3ポイント

戸籍が手書きの時代より様々な人名が戸籍に登録されていますが、常用漢字や人名漢字ではない漢字やそもそも漢字として存在しない文字までもが戸籍に登録されています。そのような患者さんが病院にかかる際、毎回のように漢字を確認をし、登録できない旨を説明しご理解いただき、別の文字やひらがなやカタカナで登録をさせていただきます。

日本は電子カルテの普及率が高くはないとはいえ、患者さんが亡くなるような病院への電子カルテ普及は高く、システムを使用した死亡診断書の発行時に「戸籍と名前が異なる」ことでのトラブルも増えています。

昔の電子カルテ(とうよりオーダリングシステム)は外字といって文字コードの空いている部分に手書きでの漢字登録を行い無理やりシステムに漢字を登録を行い登録を行ってきました。
これが昨今の地域医療連携ネットワークやクラウドサービスへのデータ連携に影響を与えています。
元の電子カルテには正しく漢字が表記されていますが、連携先のシステムでは外字の表示が出来ません。これは元のシステムにしか外字が登録されていないことが原因であり、システム毎に外字の登録が出来ることから別の漢字として表示される可能性も否定できません。

また、大病院になると100近いシステムの連携がなされており、全てのシステムに外字の対応をさせることが出来ないことから、最近は外字の使用をせずひらがなやカタカナでの登録を余儀なくされております。

昨今、医療情報の標準化やビッグデータへの利活用、またマイナンバーカードによる医療情報の閲覧のことを考えると、厚生労働省の「医療分野の情報化の推進」も鑑みて、JIS2004の時の様に何らかの対応を取っていただく必要があると考えています。

但し、先祖代々受け継いだ大切な苗字を無理やり常用漢字・人名漢字に変換するなどの対応をするべきかというと、それも問題であり、明確な解決策の提案が出来ない現状であることをご理解ください。




最終修正 2020/11/21 17:28

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