ブロードバンド僻地にも高速インターネットを整備すべき by 島謙作さん | デジタル改革アイデアボックス

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アイデア番号
@04769

ブロードバンド僻地にも高速インターネットを整備すべき

カテゴリー
0-1.デジタル社会に関する意見
寄稿者
島謙作さん
投稿日時
コメント数
8コメント
評価P
7ポイント

IoT の時代なのに、まだブロードバンド通信ができない地域が存在します。私の実家も田舎で散村です。住所から調べてみるとは光ファイバーサービス提供地域に含まれていますが、実際に数年前からプロバイダに申し込んでも「充分な光ファイバー需要がないので光幹線の通信事業者(つまりNTT)が工事をしてくれない」という理由で却下されてきました。

仕方がなく、移動無線通信(モバイルWifi)を使っていますが、本来 Wifi サービスはそのサービスの性格上、移動端末向けで通信が不安定です。また通信事業者のプライベートアドレスを使うためダイナミックDNSなど、監視 Web カメラの様な IoT 機器接続やリモートワークに必要となるであろうホームルータとしての機能を果たせません。

電気も電話も、またメンテナンス費用のかかる地方自治体が提供する水道インフラでさえ使える地区なのに、なぜ「光ファイバー」の様に維持費用が低い低コストな通信インフラを地方に整備できないのでしょうか。水道は地方自治体の努力のおかげで十分に普及していますが、民間頼りの「情報のインフラ」。基本的な通信インフラが提供されない地区が数多くあります。

このように「限界集落」に近い地域では、公共の財産である通信サービスが使えず、オンラインの金融や申請などのスピーディに必要な各種サービスですら、車で10分かかる最寄りのコンビニエンスストアのサービス Wifi を使わざるを得ない世帯が多いです。公共サービスが使えないため、リモートワークやオンライン教育などに不都合を来たし、日本の重要な食糧生産拠点である農村部、島嶼部では、事実上居住する後継者が減り、過疎化が加速しています。

実際、子供が「友達とオンラインゲームができないから」という理由でイジメにあうという事由もあります。若い農業後継者が市街地に住み、昼間は農地に「通勤する」というオカシナ状況が発生しています。

たとえ光ファイバーが無理でも、公共の財産である通信サービスを最低限円滑に公平に提供できるよう、国の政策として、通信サービスの公共化、公平性を保てるよう通信事業者と地方自治体が協力して、整備を促すような施策を取ってほしいと提案します。

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