- アイディア番号
- @05469
デジタル庁には就職氷河期世代を積極的に登用してほしい
- カテゴリー
- 0-1.デジタル社会に関する意見
- 寄稿者
- しろねこ行政書士事務所さん
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- 投稿日時
デジタル庁に求められる重要なものに、スピード感があげられると思います。
これを実現するために就職氷河期世代の方を積極的に登用してほしいです。
今までの政策には「就職氷河期世代=正社員経験がない、スキル、能力不足」という固定観念が透けて見えます。
就職氷河期枠の求人も存在しますが、どちらかというと経験の少ない人向けの求人であったり、職業訓練とセットになっているからです。
就職氷河期世代の方は非正規雇用の方が多いかと存じます。
1つの会社で正社員として長く経験を積むというのも価値観の一つだと思いますが、非正規だからこそ、色々な現場を経験したからこそのノウハウをお持ちの方がたくさんいらっしゃるのではないかと感じます。
またデジタル庁は新設の省庁です。
デジタル人材にのみ目が向けられがちですが、新たな業務が発生するときには必ずそれに伴う「事務」が多種多様発生します。
就職氷河期世代の女性は、この事務能力に長けた方が多いと感じます。
事務は世間で低く見られがちですが、非常に重要かつ欠かせないスキルだと思っています。
これらの方々の「非正規」というキャリアを正当に評価し、ポテンシャルを活かしていただきたいです。
それまで存在しなかったシステムを作り上げ、短期間で軌道にのせるためには「現場で培ったスキル」が必ず必要になると思います。
またコロナ禍の現在、リモートワークなど多種多様な働き方が存在します。
デジタル庁も「出社」にこだわらなければ地方在住の優秀な人材を採用するチャンスだと思います。
従来の型にはまらない公務員のあり方というのもデジタル社会における課題の一つではないでしょうか。