アプリによる服薬状況の見守りと有害事象監視の導入 by Zirconia3さん | デジタル改革アイデアボックス

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アイディア番号
@05668

アプリによる服薬状況の見守りと有害事象監視の導入

カテゴリー
0-2.その他
寄稿者
Zirconia3さん
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1ポイント

イトラコナゾールに睡眠導入薬が混入し、騒動となった事はまだ記憶に新しいと思います。このような有害事象等の発生についての報告制度は確立されており、これまでも国民の安全を迅速に強く守ってきました。しかし、今回のような、主薬に関係無い混入物による有害事象が生じた際、患者さんや医療従事者に戸惑いによる遅延が生じないとも言えません。また、スムーズに報告されても手作業で分析・検討すると、結論が出るまでに時間はかかります。どれだけ早く効率的に発見できるかが重要と思われます。
 そこで早期発見・被害最小化を目的として、有害事象を監視するシステムの試験的導入を提案します。これは有害事象が生じた際に、患者さんから直接状況を入力してもらう事で成り立つシステムです。そこに調剤された医薬品のlot情報を合わせ、リアルタイムで統計的に処理すれば、目的は果たせるはずです。
 このシステムは単一で作るのではなく、現在利用が広まっているJAHIS規格に則った電子お薬手帳等に導入出来ればベストかと思います。追加で導入する利点として、すでに盤石なシステムが広く普及し支持されている、複数のアプリで利用者を混乱させない等がありますが、利用頻度の問題があると思います。
 有害事象の起こる確率は低いです。そのため専用のアプリだと、自然と利用頻度は落ちるので、意識が離れて行き、最悪アプリそのものの存在が忘れ去られます。そこで日頃から服薬状況を入力してもらい、場合によっては有害事象を入力してもらう、と言う利用の仕方はバランスが良いかも知れません。
 また入力を行う際に、自身の身体との対話を促すような構成が良いかも知れません。それと、医薬品に関わると言う性質上、利用者の多くは高齢者になると予想されます。そのため、A/Bテストのように、どのようなデザインだと使い易く親しみやすいか、媒体はスマホかコミュニケーションロボットか、等、市場調査を行い、高齢者をデジタル社会から置き去りにしない方法を模索する場としての役割も期待できるでしょう。
 開発にあたり、医薬品のように共同開発を行えば、効率よく価値のあるサービスを作れると思います。

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