政府のITシステム開発において共創の原則(広く国民の声を聴く原則)を徹底してください。 by MORIYAMAさん | デジタル改革アイデアボックス

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アイデア番号
@06263

政府のITシステム開発において共創の原則(広く国民の声を聴く原則)を徹底してください。

カテゴリー
0-1.デジタル社会に関する意見
寄稿者
MORIYAMAさん
投稿日時
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11ポイント

先日2021年2月3日、厚生労働省より、接触確認アプリ「COCOA」に重大欠陥があり、新型コロナウイルス感染症陽性者と濃厚接触したアプリユーザーに通知が発信されないことが公表されました。2020年9月28日以降、今も不具合が生じたままとのことです。

https://www.mhlw.go.jp/.../bunya/cocoa_00138.html

原因は動作確認テストの不備とのことですが、実際にはそれほど単純ではありません。

実は厚生労働省は「COCOA」のソースコードをソースコード共有サービス「GitHub」上に公開しており、そのGitHubの不具合報告掲示板にて、通知の発信されない不具合と原因分析結果が2020年11月25日に報告されているのです。

https://github.com/cocoa-mhlw/cocoa/issues/14

GitHubは、ただソースコードを共有するだけのサービスではなく、善意で不具合を報告してくれる利用者と善意で原因を分析してくれる技術者の集まるコミュニティでもあります。GitHubコミュニティの善意に頼っていれば厚生労働省はもっと早く問題解決できたはずです。

しかし厚生労働省は善意を無視しました。厚生労働省は、2021年1月5日にCOCOAソースコードにREADME(添え書き)を追記して「PullRequest、Issuesについては、ご回答できかねる場合がありますことをご了承下さい。」と告知しました。厚労省がこのような添え書きを追記したということはすなわち厚労省は不具合掲示板を読んでいたということです。読んだ上で、11月25日から2月2日までの約2ヶ月間不具合報告を無視し続けたということになります。

https://github.com/coco...4878764fc6940b47fb85a61

このような失態は、厚生労働省に「共創」すなわち広く国民の声を聴くという思想が皆無だったから生じたと考えます。他の省庁でも同じ失態が起こり得ます。

政府のITシステム開発において共創の原則(広く国民の声を聴く原則)を徹底してください。

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