社会人研修における対面研修の徹底的な縮小 by 長光二郎さん | デジタル改革アイデアボックス

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アイデア番号
@06377

社会人研修における対面研修の徹底的な縮小

カテゴリー
0-1.デジタル社会に関する意見
寄稿者
長光二郎さん
投稿日時
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評価P
3ポイント

社会人の人材育成研修における、集合形式の徹底的な縮小を希望し、オンライン化を提案します。中央省庁の人材育成においても、会議室に参集しての集合研修や、合宿研修が開催されています。また、各種の研修サービス事業者においても、都心の会場に数十人から数百人の受講者を集め、研修が日々開催されています。これらの研修は、「同じ時間に、同じ場所で、個人の学習ペースを無視して」行わなければならないものでしょうか。ただ講師の話を聞くだけに、教室に集まる必要はありません。実技を伴う内容についても、人によって理解度、ペースが異なるにも関わらず、時間の都合で途中で実習を中止させられてしまいます。

機器の操作など、設置場所でないと行えないような研修は、当然対面で開催されるべきだと考えますが、それを特例として、可能な限りオンラインで学習できるカリキュラムの策定と、環境の整備を企業、研修事業者に勧告いただきたいと思います。「デジタル、DX」などをうたう省庁、企業の研修が教室での集合形式で行われるのは、言行不一致です。

小中高における教育では、オンライン学習に対するリテラシー不足 (IT操作の習熟、画面に集中して学ぶ、という態度の未成など) から、特に低学年ほど対面授業が必要だと考えますが、大学生以降の学生、社会人においては、自身の意思と学校・会社の指示に基づき、オンラインで学習できる認知能力が身についていると考えます。コンピューターを使用する各種の実習についても、すでに大学などで多くの実践例が得られています。この成果をもとに、社会人教育のオンライン化を推進できると思います。

省庁、企業の人事、人材育成担当者において、「対面で社員の『絆』を」といった、曖昧な理由で集合研修を実施しようとする者が一部います。対面でないと生み出せない絆とは何でしょうか。実際のところ、人事担当者や経営層が、受講者が教室に集まる「絵」を見たい、自身の成果として報告したいだけなのではないでしょうか。それは、デジタル時代の人材像や、感染症対策に優先されるものでしょうか。また、時間の制約によって、ついていけない人が出ることを許容する教育は、多様性の尊重と人の成長において適した形式であると言えるでしょうか。

企業や研修サービス事業者における集合研修の実施状況を調査し、現状を踏まえた「あるべき学びの姿」を提唱いただきたいです。

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