- アイデア番号
- @06442
「将来的に戸籍や住民票がなくなるべき」という平井大臣の勘違いまたは説明不足
- カテゴリー
- 0-1.デジタル社会に関する意見
- 寄稿者
- 雪見餅さん
-
- 投稿日時
「平井大臣に聞く!日本の「デジタル改革」現状と今後の展望~デジタル改革担当大臣・平井卓也」
https://www.youtube.com/watch?v=q9n51KiguKQ
(23:00~28:00までの間)
まず、この動画の中で、平井大臣がどんな発言をしているか以下に抜き出しました。
ただ、自分なりに発言を整形したり、省略している部分もありますので、確かめたい場合は動画を見てください。
この動画の中で、
「国民の皆さんにidentificationとauthenticationをやってもらいたい。オンラインでも国が保証しながら、identificationとauthenticationができる。マイナンバーカードを国民に持っていただければ、行政コストはとことん下がり、住民票や戸籍なんてものはなくなります。そういう社会に早くしなければならないと思っていて、それさえできるようになれば、引っ越しとか相続とか、ありとあらゆるものは、マイナンバーカードを基点にデータベースにアクセスしてワンストップで実現できるようになるという風に思う。」
正確に記述したわけではないですが、大体このような発言をしており、
アイデア@06423で頂いたコメントで、
「行政における個別の個人のという管理が無ければマイナンバー/マイナンバーカードは成立しないからという当たり前の話ですね。現状、その管理台帳が住基台帳であるといったもので、行政上の個人の存在としてマイナンバーやマイナンバーカードが主なのではなく、台帳に従属するものですよ。」
という意見があって、この意見に従うと、住民票や戸籍にいらない(例えば、最悪間違っていても良い)と考えることは間違いであり、マイナンバーカードさえあれば、住民票や戸籍はいらないという話は間違いということが言えます。
住民票や戸籍「の写し」はいらないという意味なら、平井大臣は説明不足ですし、
住民票や戸籍はいらないという意味なら、平井大臣は勘違いをしている可能性があるので、この点を制度に詳しい人と話し合う必要があると思います。という提案です。