マイナンバーと匿名投票 (民主主義にダイレクトに与える影響について) by エスタブリッシュ・ニュープライバシーさん | デジタル改革アイデアボックス

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アイデア番号
@06560

マイナンバーと匿名投票 (民主主義にダイレクトに与える影響について)

カテゴリー
0-1.デジタル社会に関する意見
寄稿者
エスタブリッシュ・ニュープライバシーさん
投稿日時
コメント数
8コメント
評価P
1ポイント

今後、社会のデジタル化が推進されることで、国民投票や住民投票も、スマホなどを用いてリモートで行える可能性があります。手軽で、投票率向上も期待されます。


その際に2つ課題が生じます。

1.不正の防止(なりすまし、複数回投票、など)
2.匿名性の確保

不正については、マイナンバーと紐付けることで、防止できるでしょう。

しかしながら、ここで大きな課題が生じます。マイナンバーは氏名や住所以上に匿名性が無い情報であるため、民主主義の原則である"匿名投票"ができません。


民主主義を担保するために、匿名投票は必須だと思います。

例えば、自身が投票しようとしている政党が、とある政党の方針に反対する党や、特定の団体にとって都合が良くない政党である場合はでしょうか?自身の投票内容が、マイナンバーと紐付いた状態で記録され、それが政府を始め、他者や、特定の団体が閲覧できる状態であれば、それを原因として、様々な圧力を受ける可能性があります。

タレントや有名人は、SNSで政治的な発言を控えますが、投票に関しても、あたりさわりの無い政党に投票する必要があります。また、一般人についても、出世や就職や進学の際に、企業や学校側が厄介事や圧力を警戒して、採用や合格を敬遠する可能性もあります。


以上は、想定の話ですが、マイナンバーと紐付けた投票は、民主主義にダイレクトに影響を与えます。


また同様の事は、国民・住民投票に限らず、様々な、個人スコアリングサービスや、ITサービスにおけるログなどを応用する事でも可能になります。

個人スコアリングサービスでは、特定の政党や団体を支持するような行動に得点を付与すれば、自身のスコアを上げるために、ユーザーの支持を誘導でき、民主主義に影響を与えます。

ITサービスのログは監視に応用でき、ユーザーの思想や信条が分析でき、圧力につながる可能性があります。


以上をまとめると、マイナンバーと紐付けたサービスは勿論のこと、その他のITサービスも、様々なログを記録し、それが権力者や、その他、圧力を持つ団体に渡れば、それは監視システムに応用でき、民主主義の消滅につながります。

したがって、しかるべき法整備やシステム構築がない状態で、デジタル化を進める事は、民主主義を消滅させ得る火遊びであり、気がついた時には、民主主義が消滅している可能性があります。

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