あなたと創るデジタル社会
#003 追加です。 私も以前のAI開発のレベルでは、まだまだ大丈夫と安心していました。が、ディープラーニングが始められたとき少し怖くなりました。 これは人間の意識に近づく第一歩だと思っています。このまま進めばさらに人間の「意識」や「判断」や「価値観」など、人間に特有のものとされている属性を「別の次元の存在として」獲得するのではないかという恐れを感じました。ディープラーニングは人間の「無意識」に当たります。まだまだ量的に少なく、「夜中に夢を見るAI」まではできていませんが、いずれ電気羊の夢を見始めるかも知れません。その可能性は否定できないし、200年も先のことだとは断定できません。シンギュラリティはその量的臨界を超えた時に、次元の違う何かが生まれるという仮説だったと理解しています。 もしかしたら「私たち人間は、単にタンパク質を材料とした生体AIだった」と気づくことがないようにと願っています。せめて私の子供や孫たちの生きているうちには。 規制するとしても現実的で、日本が損をしないような、という点はまったく賛成です。誤解を与えてしまい申し訳ありません。