あなたと創るデジタル社会
#013 ご意見有り難う御座います。 一つとして失敗しない人など居ないと思います。しかしながら、ITSSレベル2(見習いレベル)の人と、レベル4以上の人の仕事とでは、失敗するリスク自体が大きく違うと思います。 「俺は運転に自信があるぜ、但し、数十年間免許は持ってないけどな」、と言う人と、「大特取ってから20年無事故無違反でやってまいりました」、と言う人なら、私は後者に仕事を依頼したいと思います。 「守破離」という言葉があります。まずは基本を身につけた上で、そこから自分の独自性を出してお仕事されている方なら信頼出来ますが、基礎を身につけずに最初から我流でやっている人とは、私はチームを組みたくないというのが本音です。 ブラックジャックのような、無免許医でも能力のある人は、なかなか居ません。出来ると自称している人でも、蓋を開けたら「ダニング=クルーガー効果」で、自分が無能である事を理解出来ない人だったという落ちの方が多い気がします。だからこそ水準を定義する必要があると考えます。正規分布のどこまで許容するのかという事です。