あなたと創るデジタル社会
デジタル庁から小中学校の教科書のデジタル化方針(案)が出た。これを機に義務教育(小中学校)の登校困難児でないケースについても、オンライン学習中心のホームスクーリング制度による卒業/修了が認定されるよう整備を行うべき。(関連法「義務教育の段階における普通教育に相当する教育の機会の確保等に関する法律」(平成28年法律第105号)) 本来であれば友人作り、人間関係形成の観点からも、義務教育は特に通学型が望ましいと考えるが、当面は新型コロナウィルス感染症リスクもあり、また、以下の理由からも今後は義務教育に関しても通学に拘ることなく、自宅等でのオンライン学習中心でもよいのではないかと考えている。 ≪ ホームスクーリング制度、自宅等でのオンライン学習中心の学び 利点 ≫ ・新型コロナウィルス、風邪、その他感染症予防 ・自然災害時(交通機関利用困難等含む)、悪天候下でも学習継続可能 ・近年急増し目立つ教師からの性犯罪の犠牲回避、性的虐待被害防止 ・通学途中での誘拐、交通事故防止、コロナ等生活苦でのストレスから発生する暴動回避 ・教師、他の児童・生徒からの執拗ないじめ、仲間ハズレ等からの退避、悩み解消、逆に独創性、個性の推奨 ・発達障害や病気を理解してもらいにくい場合 ・体調不良あり通学困難だが自宅であれば学習可能な場合等 ・教師の労働環境改善(業務/負担過多。翌日授業準備を毎日自宅に持帰り、残業代不支給等) 以上 当面は、従来の「通学型」から「通学;教室でノートPC使用+自宅等でもオンライン学習実施の併用型(テレワークに類似)」への移行の試みが一番やりやすいのかもしれないが、ノートPCが全児童・生徒に支給されるのであれば、 今後の災害対策の観点からも、“在宅でも学習完結できるしくみ“を早期に準備しておく必要がある。 なお、新制度考察にあたって、当事者(児童・生徒)の意見、要望を聞くことも重要である。児童・生徒、父母、教員方に広くアンケートを採ってみたいところである。 ★具体案を示さないとわかりにくいかもしれないので後程コメント欄にでも案を追記したい。 ちなみに、学校/自宅でのいずれのPC使用に際しても、児童・生徒向けには必ず有線LAN接続とするべき。wifi, モバイル回線は非常に便利であるが、電磁波等の子供の人体への悪影響が懸念される。国家が提供するものなので慎重に。