あなたと創るデジタル社会
今回の新型コロナウイルスにより、対面の授業(人の集まるところ)をできるだけ避けるようになりました。 そのためインターネットの利用により、できることはしようというのが現在の流れとなっています。 その1つがテレワークに見られる「働き方改革」です。 大学はそもそも全国から優れた学者を集めて、それを学生(未成年)に教えることで知識を伝達してきました。それだけ「知識」を持つという事が大事だった社会です。 現在その「知識」を持つ事が大事だという事が崩れかかっています。 インターネットというネットワークにより、情報がたくさん入手でき、知識は検索できるものになったからです。 「情報」特に情報技術が発達するとともに、知識をいかに作りだすかが焦点となっています。 知識を作りだすのに必要なのが、「仮説」を立てる、コンセプトを作るなどです。 現在の大学では、いかにたくさんの知識を覚えるか、それも大学の先生から教わり、単位を取るかです。 しかしインターネットが極度に発達した社会では、知識を検索することが当たり前になり、「仮説」を立てる。コンセプトを作ることの方が重要になります。 よく社会では決まった答えが存在しないといいます。 それは様々な困難に直面したときに、人は試行錯誤しながら答えを探すからです。 それゆえにITでは、人々が豊かな情報環境から知識を作りだす手助けをすることだと私は考えます。