あなたと創るデジタル社会
システム、ネットワークの統一化等大規模なものはおいといて、多く行政職員が事務処理で今最も困っているのは単調な事務処理、ルーチンワークと化した事務処理を力技でこなしてるような部分だと思います。 はっきり言ってそれらの多くはエクセルマクロレベルでなんとかなるのに、職員のITスキルの低さから体育会系の如く根性で終わらせているものが多いと感じています。 むしろ一番困るのはシステム化された、違う会社が作ったAシステムとBシステムが連動せずAシステムからBシステムにデータ移動させる際、自動化もできず結局手作業で入力する等です。 現実的にシステムの導入や改修は、お金とそのお金を使うに足る理由がなければできないわけで、多くの職員が思っている今自分の周りで効率化すれば良いことの殆どは、デジタル庁ができようができまいが、費用対効果が無い等の理由から結局効率化されないと思います。 そこで、公務員の事務処理の効率化にエクセルとも連動するPythonを導入するのを推奨するというのはどうでしょうか。 何処の役場でもIT担当課員はいますが、少なくともマクロしか使えない環境よりは効率化できる幅が広がると思います。 役場担当者レベルでこの話をしてもセキュリティを理由に潰されるがオチなので、デジタル庁で推奨してくれれば変わると思います。 事務職員の中にも、情報系学部を出てそれなりにITスキルを持っている者はいますが、結局何もできない、又はしてはいけない環境に縛られてスキルも伸ばせずくすぶっているのを見ています。そういうプログラムを使える人は、プログラムをどんどん使って効率化すれば良く、組織もそれを歓迎すべきだと思います。 大枠での統一化標準化と同時に、ITを活用した末端の現場職員レベルでの効率化のためにPython環境を標準化し、プログラムを組むことについて歓迎し、更に興味ある者には学ぶことができるような仕組みを作って下されば、公務員全体のITに対する見方や考え方も変わってくると思います。