あなたと創るデジタル社会
引っ越しをする度に、住民票からマイナンバーカード、運転免許証、銀行口座、各種オンラインサービス(以下、各種サービス)まで10数カ所の住所変更をしなければならない状況を改善したいです。 一番シンプルに思いつくのは、ある機関で管理している住所等情報を、ユーザの同意を得た上で、各種サービスへ提供できるようにするというものだと思います。OpenID Connect for Identity Assurance 1.0のような標準仕様もありますし、技術的に難しいことは多くなく、進めやすいのではないかと思います。もちろん、住所が更新されたときどのように各種サービスに通知するのか、この仕組を使える各種サービスをどう増やすかや、他の解決方法(例えば、分散型アイデンティティ)の比較検討等、考えるべきことはあると思います。