あなたと創るデジタル社会
多くの文書がPDFで公開されています。各省庁が公開する資料等の文書も同様です。でも、どれもがA4タテの用紙をデジタル化しただけのものにすぎません。それを読む場合、ほとんど印刷されることはなく、パソコンやタブレット、あるいはスマホの画面上で表示されて読まれます。個々の機器のスクリーンサイズがまちまちで、縦長、横長といろいろなのに、A4タテの紙を前提にしているのは時代にそぐわないのではないでしょうか。 PDFリーダー側でも、折り返し表示や、Liquid Mode https://www.adobe.com/j...oduces-liquid-mode.html の導入などで閲覧体験の向上をもくろんでいるようですが、Wordでも一太郎でも、少なくともそれを作ったオリジナルのファイルを公開するだけで状況は大きく変わるように思います。 元のファイルがあれば、自分の好きな文字サイズ、フォント、行の折り返し位置など任意のフォーマットにして文書が読めます。A4タテ用紙前提の文書配布では誰もトクをしません。せっかくの文書が、読みにくさから熟読されないのではもったいないのではないでしょうか。