あなたと創るデジタル社会
公的機関に限らず民間でも情報のセキュリティは重要な課題となっている。しかし、セキュリティに対する過度な意識がデジタル化を阻害する要因になっている場合が多い。新しいことをして「もし」セキュリティ的に問題が起きたらどうするという鶴の一声で、デジタル化の企画がつぶれるという話はよく聞かれる。逆にしなかった場合のセキュリティの危険性だけでなく本来得られるべきデジタル化のメリットの機会損失は、このときには無視されている。 これも多角的なデジタル化の評価がしっかりされず、セキュリティがデジタル化をしないための方便となっている。これを避けるためにはしっかりとした評価軸を示して、その上で多角的に評価して判断する仕組みが必要。チャレンジする者が報われる当たり前の評価軸を作って、やらないリスクを下げるべき。