あなたと創るデジタル社会
情報銀行においては、2018年に認定が開始されて以降、いまだに数件しか認定されていません。利用されていないのは使い勝手が悪いからと思われます。 情報銀行において、パーソナルデータを高いレベルで保護することによって個人の信頼を確保することは重要ですが、厳しすぎるルールにより利用されなければ、情報銀行が利用されず、結果的には、保護レベルの低い他のシステムを利用せざるを得ず、パーソナルデータが保護されないという皮肉な結果になってしまいます。 情報銀行の利用の障害となっているものとしては以下が考えられます。 ー情報銀行による第三者の漏洩に対する連帯保証の廃止 ーモデル約款の見直し ー倫理委員会の構成の明確化(どのような構成にすべきかルールが開示されていません) ー再提供の禁止のルールの見直し(再提供の禁止自体は合理性がありますが、もう少し事情に応じた柔軟な取り扱いが必要と思われます) 認定指針について、Ver3.0として、上記などの見直しをすることを提案します。