あなたと創るデジタル社会
なぜか悪者扱いされた印鑑業界のために。 デジタルは必ずコピーされ、改変、偽造が可能です(と、私は思っています)。そして痕跡を残さず消失する危険性があります。 認印市場は諦めるとしても、実印文化は無くしてはならないという気がします。この際、実印の証明機能をとことん突き詰めてみるのはどうでしょうか。例えば印の表面に目では見えない微細なレーザー光で一意の模様を付ける。朱肉に特殊な塗料を使って、印鑑の微細模様と干渉して陰影にホログラム像が浮かび上がり偽造を防ぐ。専用の朱肉スタイルの入力デバイスを作って、専用の実印(や社印)を用いることで今まで通りの手押しによって高度に暗号化された陰影データをデジタル書類に押印 できる・・・など。これを令和時代の超・実印と呼びたいと思います。 デジタルだけではできない「モノ」による認証精度の高度化を実現し、ぜひ来年の10月10日デジタルの日に発表してください。(すでに決めつけていますが) 逆風を追い風に変えて飛躍していただきたいです。印鑑業界の反撃を始めましょう。 そもそも卑弥呼の時代から、印はその人の権威を証明する唯一無二のツールでした。「その人しか持たないもの」こそが、本人認証の最後の砦なのですから。