あなたと創るデジタル社会
日本における学歴制度では、入試のみに重きが置かれ、入学後の学習にはほとんど重きを置かれていません。 このため日本の大学生、特に文系は遊び惚けており、ほとんどの大学ではまともな教育がされていません。 企業が学歴に求めているのはその大学に入学できるだけの地頭のみです。 特に推薦入試や学内推薦に至っては、その入学のための勉強すらほとんどしていないケースがあるため、悲惨な状況です。 偏差値のみを重視し、本当に自分のやりたい学業を選べていないという場合もあるでしょう。 この解決策としては本質的には大学そのものの改革と淘汰が必要ですが、それを待つのは悠長すぎます。 そこでこの状況を打破するために、「学歴欄に入試突破履歴を追加」して欲しいです。 これは推薦入試や学内推薦ではなく、純粋に学力のみでその大学に入れるだけの地頭を持つ事を証明する履歴であり、日本企業が学歴に求めている要素そのものです。 これが履歴書の学歴欄に認められれば、わざわざ奨学金を借りて無理やりに大学に行く必要はなくなります。 これによって都会と地方での学歴格差を是正する事ができるはずです。 上京に伴う莫大な生活費なども工面する必要がなくなるからです。 結果として、学歴扱いするに足らないレベルの大学はどんどん淘汰される事が見込まれます。 東京理科大学や秋田国際大学のような、レベルの高い教育を施す大学が評価され、不真面目な大学生が減る事でしょう。 就業年齢が低くなり、しかも新卒一括採用という日本の悪習もなくなることで人材の流動性や専門性が確保されます。 大学で4年間も遊ぶ代わりに、ボランティアでもインターンでも、やりたいことをやってから就職するのでもよいでしょう。 これらのメリットが、「学歴欄に入試突破履歴を追加」するだけで見込めます。 ご検討をよろしくお願いします。