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アイディアの問題報告

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自治体等システムにおける人名専用漢字コードの廃止

戸籍や住民基本台帳システム等では、人名漢字の「微妙な字体の違い」に対応するため専用の漢字コードを導入しています。特殊な漢字コードを利用しているため「一般のコンピュータ」と人名や住所などの情報をデータ交換ができないという問題があります。

特別定額給付金がオンラインで処理できなかった原因としては、マイナンバーの利用が社会保障・税・災害対策目的に制限されており、特別定額給付金に法的に対応できなかったこと、給付事務のベースとなる住民基本台帳が世帯管理で個人管理のマイナンバーと親和性が高くないことなどがありますが、仮にそれらを全てクリアしても、マイナポータル等経由して国民がシステムを利用する一般のコンピュータは一般的なJIS漢字コードであるのに対し、住民基本台帳等は専用の漢字コードであり、これらを連携する際に人名突き合わせなどで多くの弊害が発生するのは容易に想像されます。

自身の実体験として、ある銀行で口座を開設する際に、自身の証明書である住民票の氏名の字体がネットバンキング用の一般のコンピュータで取り扱いできないため、口座名義字体を「カタカナ」で登録されてしまった経験があります。オフライン処理でもそうなのですから、オンライン連携となると絶望的なハードルを感じざるをえません。

自身のスマホでも、会社のパソコンでも、社員証でも、健康保険証でも住民票の字体は使えない。住民票の字体そのものではないが、一般のパソコンで使える一般的なJIS漢字コードの「似た代字」で電子メール、電子マネーなど全て生活できて問題ありません。

古典をデジタル記録するなどの社会文化的な場合、屋号・商号など「その字体」に意味がある場合などは微妙な字体の差の記録自体に意味があると思うので配慮すれば良いが、戸籍・住民基本台帳などの「証明書」類に「人名専用漢字」という特別な字体は不要であり、人名専用漢字コードを廃止することを提案します。

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