あなたと創るデジタル社会
現在,転居時の届け出データは,届け出た自治体と,本籍地の自治体とで管理されていると聞いている. また,住民票は市区町村単位で管理することが定められていると聞いている. これらは,紙ベースで管理するときに,来歴を名寄せして管理するための現実的な方法だったと推測する. ITの時代,人口分程度の住所の来歴管理は全国分を統合管理可能なので,市区町村ごとの管理を一か所にまとめべきと考える. これにより,市区町村ごとの住民票管理が不要になって効率化可能であるし,本籍地の自治体での名寄せも不要になる. 本籍地は,名寄せのために存在すると思われるので,これも廃止可能である. (気になる人がいるとすれば,形だけ残しても良いが) メリットとして,以下などが想定できる ・相続などの手続き時に,本籍地の自治体から証明書の取得をする必要がなくなる ・災害などで戸籍や住民票のデータが消滅するリスクを低減できる ・システムの維持管理コストを低減できる 年金,運転免許,戸籍,住民票などの一括管理化の計画と合わせて,このアイディアはすでに検討されているのかもしれませんが.