あなたと創るデジタル社会
RPA(やデータの変換ソフト)については、 「データの流れが途切れているところを橋渡しする」 という用途で導入されることが多いと思います。 現在、国・地方自治体などの間で、 それぞれのシステムの差異によってデータの流れが途切れているところについては、 統一されるまでの間は、RPAなどにより橋渡しさせることを考えてもよいのではないかと思います。 ただ、RPAが導入できたということは、 そこは機械的にデータを流せるところであり(人間の判断や承認が不要)、 導入によって効率が上がれば上がるほど、 システムの統一によってデータが貫通することの効果が高いところ、 と考えることができると思います。 民間の企業間での橋渡しについては、貫通が難しい部分もありますが、 国・地方自治体などでは、 (RPAの導入業者のビジネスモデルとは反するかもしれませんが) そのような「応急処置」と、改善箇所の「あぶり出し」のツールとして、 廃止までのロードマップの作成を前提に、導入をしていけばよいのではないかと思います。