行政機関の利用ファイル形式をオープンドキュメント形式(ODF)にしてください
LibreOffice日本語チームの野方と申します。LibreOfficeコミュティからの意見として書きます。 行政機関が利用する文書ファイル形式は、Microsoft OfficeのOOXML(docx,xlsx,pptx)と一太郎のjtdが混在している状態だと思います。これを国際規格でありオープン標準であるオープンドキュメ... » 詳しく
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LibreOffice日本語チームの野方と申します。LibreOfficeコミュティからの意見として書きます。 行政機関が利用する文書ファイル形式は、Microsoft OfficeのOOXML(docx,xlsx,pptx)と一太郎のjtdが混在している状態だと思います。これを国際規格でありオープン標準であるオープンドキュメ... » 詳しく
高度経済成長期には、公共事業としてのインフラ整備が盛んであった。不要な「箱物」を造り続けた失敗については反省し教訓とすべきではあるが、公共事業が戦後の国土にインフラを整備したことは事実である。 今日では十分にインフラが整い、もはやこれ以上の新しい空港やダムは必要で... » 詳しく
文書作成ソフトにはマイクロソフトのwordと国産の一太郎がありますが、互換性がなく、特に一太郎の導入には別途費用がかかるようです。 また、民間企業では基本的にOffice製品で文書を作成する中、公務員の世界では伝統的に一太郎で文書を作成し送付することがあるため、他の関係する... » 詳しく
官庁の文書フォーマットを統一するときに、ODFを採用することを提案します。 伝え聞くところによると、官庁では文書の伝達においてWORDと一太郎が混在しているようですが、これらを統一するときにはぜひISO規格に定められたOpenDocument Format(ODF)にしてほしいと思います(対外的に... » 詳しく
「WORDに統一」のようなご意見も出ていますがWORDも一太郎も一企業の有料の製品ですから、ここは思い切ってフリーであるLibreOfficeに統一した方が良いのではと考えます。 LibreOfficeは市販のソフトよりも確かに機能が劣っているかも知れませんが要は使い方です。 申請書・申告書のよ... » 詳しく
#007 クラウドはアプリケーションの話題なので、このファイル形式にODFを採用する話とは方向性がちょっと違いますね。簡単にいうとアプリを変えるという話ではなく、データをどう扱うかと思っていただければいいかと思います。
それでクラウドの話と関連付けるなら、クラウドで作ったデータを自分の手元で利用する場合ダウンロードをしますが、その時にファイル形式が重要になると思います。実は、GSuiteもOffice 365も両方ODFに対応しているんです。なのでクラウドで利用する場合も心配ありません。
また、セキュリティ上、他人にデータを預けたくないという人向けには、サーバーに自分でインストールして利用できる、LibreOffice Onlineというのもあります。こちらは専門知識が必要になるので見た人は少ないと思いますが、ヨーロッパでは利用が進んでいます。
このように、実は周りの環境が整っているのでクラウドを使う場合でも心配する必要は、ほとんどないと思っています。
反対します。ExcelのCSV実装がクソすぎるだけならばMicrosoftに文句を言うべきです。国や行政が関わることではありません。
また、ExcelやWordのOOXMLは国際規格のOOXMLではありません。それによってMicrosoftはベンダーロックインを行っています。
行政機関が扱うデータは、特定企業のソフトウェアでしか利用できないファイル形式ではなく、誰でも扱える国際規格でありオープン標準なファイル形式を扱うことが基本ではないでしょうか。
オフィスソフトのファイル形式で配布をしてほしいという要望であれば、ODFを使うべきだと思います。ODFはMicrosoft Officeでも読み込むことができます。こちらにするべきです。
#003 参考までに申し上げると、LibreOfficeが利用するODF(odt,ods,odp)はMicrosoft Officeでも読み込み、保存ができます。MS Officeを後からインストールすると関連付けが乗っ取られてびっくりしたぐらいです。なので問題はないのではないでしょうか?
ファイル形式をODFに統一しておくと両方で使えるので助かる人も多いのではないでしょうか
#002 困る困るで先延ばしにして何もしなかったため失われた20年になりました。ここで大胆に標準ファイル形式を世界標準のODFに転換して雇用創出、内需を拡大するほうがいいと思いませんか?
そして移行をする場合は詳細な手順に則って行う必要があります。ただ入れ替えておしまいということは絶対できません。移行についての大まかなことは、こちらをお読みいただければと思います
https://wiki.documentfoundation.org/images/1/18/JA_Migration.pdf
#001 LibreOffice日本語チームの野方と申します。一般向けには無償ですが、企業や団体にはLibreOfficeの開発に加わっている企業がサポートと一緒に提供するものをお使いいただくようにお願いしております。無償のものだけ入れ替えて終わりですと怖いですよね。そういうことは推奨しておりませんのでご安心ください
イギリス政府や台湾政府は、行政と外部がコラボレーションする文書ファイルはODF、閲覧のみの場合はPDF/Aを使用すると決めています。
これのポイントはファイル形式だけを決めてソフトの方は指定がないんです。それによってソフトに縛られることもなくなるので、こういう方向に行けばいいですよね。
* 企業や団体におけるオープンドキュメント形式(ODF)利用ガイド - Qiita: https://qiita.com/nogajun/items/b61b0c8f2c62ec5f75e5
意見としては、しろさんの意見と同じですがオープン標準、行政利用の観点から投稿しました。こちらもよろしくお願いします。
* 行政機関の利用ファイル形式をオープンドキュメント形式(ODF)にしてください by nogajunさん | デジタル改革アイデアボックス: https://ideabox.cio.go.jp/ja/idea/02299/
#004 そうですね。Microsoft OfficeでもODFの読み込み、保存はできますし両方がより良い形で利用できるのであれば、そちらのほうがいいですよね。
こちらの意見と重複していますがコミュティからの意見としてお送りしました。
* 官庁の文書フォーマットをODFで統一 by しろさん | デジタル改革アイデアボックス: https://ideabox.cio.go.jp/ja/idea/01784/
また、政府関連ではチェコが政府系企業を通じてLibreOffice/ODF開発支援をしたり、トルコ政府は政府、教育関係で移行を進めています。
#001
LibreOffice日本語チームの野方と申します。
イギリス政府や台湾政府は政府利用の文書形式としてODFを採用していますが現実的じゃないというのでしょうか?
https://www.gov.uk/guidance/using-open-document-formats-odf-in-your-organisation
https://www.ndc.gov.tw/cp.aspx?n=32A75A78342B669D
ODFは真の国際標準規格です。ODFは製品と規格のバージョンアップが揃っていますが、Microsoftが採用するOOXMLは実際の製品のバージョンアップに対し規格はバージョンアップせず揃っていません。これで国際規格採用と言えるのでしょうか?
また、Microsoft OfficeはODFにも対応しており編集することができます。
Internet ExplorerはHTMLに独自仕様を加えたため滅びました。
文書形式も特定企業の影響がある偽りの国際規格を利用するのではなく、ODFを採用することのほうが現実的ではないでしょうか。
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反対します。ExcelのCSV実装がクソすぎるだけならばMicrosoftに文句を言うべきです。国や行政が関わることではありません。
また、ExcelやWordのOOXMLは国際規格のOOXMLではありません。それによってMicrosoftはベンダーロックインを行っています。
行政機関が扱うデータは、特定企業のソフトウェアでしか利用できないファイル形式ではなく、誰でも扱える国際規格でありオープン標準なファイル形式を扱うことが基本ではないでしょうか。
オフィスソフトのファイル形式で配布をしてほしいという要望であれば、ODFを使うべきだと思います。ODFはMicrosoft Officeでも読み込むことができます。こちらにするべきです。
#002 困る困るで先延ばしにして何もしなかったため失われた20年になりました。ここで大胆に標準ファイル形式を世界標準のODFに転換して雇用創出、内需を拡大するほうがいいと思いませんか?
そして移行をする場合は詳細な手順に則って行う必要があります。ただ入れ替えておしまいということは絶対できません。移行についての大まかなことは、こちらをお読みいただければと思います
https://wiki.documentfo...s/1/18/JA_Migration.pdf
イギリス政府や台湾政府は、行政と外部がコラボレーションする文書ファイルはODF、閲覧のみの場合はPDF/Aを使用すると決めています。
これのポイントはファイル形式だけを決めてソフトの方は指定がないんです。それによってソフトに縛られることもなくなるので、こういう方向に行けばいいですよね。
* 企業や団体におけるオープンドキュメント形式(ODF)利用ガイド - Qiita: https://qiita.com/nogaj...ms/b61b0c8f2c62ec5f75e5
意見としては、しろさんの意見と同じですがオープン標準、行政利用の観点から投稿しました。こちらもよろしくお願いします。
* 行政機関の利用ファイル形式をオープンドキュメント形式(ODF)にしてください by nogajunさん | デジタル改革アイデアボックス: https://ideabox.cio.go.jp/ja/idea/02299/
#004 そうですね。Microsoft OfficeでもODFの読み込み、保存はできますし両方がより良い形で利用できるのであれば、そちらのほうがいいですよね。
こちらの意見と重複していますがコミュティからの意見としてお送りしました。
* 官庁の文書フォーマットをODFで統一 by しろさん | デジタル改革アイデアボックス: https://ideabox.cio.go.jp/ja/idea/01784/
また、政府関連ではチェコが政府系企業を通じてLibreOffice/ODF開発支援をしたり、トルコ政府は政府、教育関係で移行を進めています。
#001
LibreOffice日本語チームの野方と申します。
イギリス政府や台湾政府は政府利用の文書形式としてODFを採用していますが現実的じゃないというのでしょうか?
https://www.gov.uk/guid...df-in-your-organisation
https://www.ndc.gov.tw/cp.aspx?n=32A75A78342B669D
ODFは真の国際標準規格です。ODFは製品と規格のバージョンアップが揃っていますが、Microsoftが採用するOOXMLは実際の製品のバージョンアップに対し規格はバージョンアップせず揃っていません。これで国際規格採用と言えるのでしょうか?
また、Microsoft OfficeはODFにも対応しており編集することができます。
Internet ExplorerはHTMLに独自仕様を加えたため滅びました。
文書形式も特定企業の影響がある偽りの国際規格を利用するのではなく、ODFを採用することのほうが現実的ではないでしょうか。
#017 アプリケーションの話をしているのではありません。LibreOfficeが嫌ならMicrosoft OfficeでODFを利用してください。それが提案です。もう一度お読みになり、アプリケーションとファイル形式を混同しないようにしてください。そして、消された内容にも反論しておくと(訂正:しろさんのほうに書かれてた内容ですね)
> べき論ではなくて、現実に即して考えること。
> ODFを作った人たちを知っているが、マイクロソフトが憎い、という一念で作ったものであり、まずその動機がよくない。
> 実際問題として、ODFをサポートするLibreOfficeは、ソフトとしては使い物にならないゴミソフトです。
> このようなものを採用すれば生産性が落ちてしまって帰って損する。
ODFを策定された方をご存知なんですか?それなら知っていると思いますがODFのリリースは2005年で、MS OfficeのOOXMLリリースは2006年です。どうすれば存在しないものに憎しみを抱けるのでしょうか?答えてください。
by nogajunさん - 2020/11/20 09:55 問題を報告